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降圧剤と歯肉腫脹について
高血圧症で降圧剤を飲んでいる患者さんの中には、がんばって磨いているのに歯肉の腫れがおさまらないと悩んでいる方がいます。降圧剤にはさまざまな種類がありますが、その中に副作用として歯肉腫脹が生じるお薬があります。
降圧剤の種類
アンジオテンシンⅡ受容体拮抗薬(ARB)
アンジオテンシン変換酵素阻害薬(ACE阻害薬)
カルシウム拮抗薬
β遮断薬 など
この中で、カルシウム(Ca)拮抗薬や歯肉腫脹の副作用があります。
主なものを以下にあげます。
ジヒドロピリジン誘導体
アダラート、ペルジピン、ニバジール、バイロテンシン、カルスロット、コニール、ヒポカ、ランデル、アムロジン(ノルバスク)等
フェニルアルキルアミン誘導体
ワソラン
ベンゾチアゼピン誘導体
ヘルベッサー
特にジヒドロピリジン系が歯肉腫脹を起こしやすいと言われています。
歯肉腫脹の作用機序は不明ですが、細胞内 Ca 流入の減少により、歯肉の線維芽細胞の細胞外マトリックス分子や不活性型コラゲナ-ゼ合成の増加によって、歯肉粘膜固有層の結合織が増大し、歯肉肥大を発現させると考えられています。
上記のように降圧剤には様々な種類のお薬がありますので、歯周病が著しく進んでしまっている場合には、内科さんに他種へのお薬の変更かどうか聞いております。
変更が難しい場合には、徹底的な歯石除去、口腔清掃の指導、歯肉ブラッシングなどのプラ-クコントロ-ルを十分行うことで改善が見込まれます。
あきらめずに歯科医院を受診してみてくださいね。



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