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ポプラブログ

こんにちは。すっきりしないお天気が続いていますね。気持ちは晴れで過ごしましょう!sun

 

生まれつき永久歯の種が少ない、または多い方がいらっしゃいます。6月19日毎日新聞社提供の記事をご紹介いたします。

永久歯は親知らずを含め、上下16本ずつ、計32本あります。最近は顎が小さくなり進化(退化との見方もあります)したため、親知らずの種がもともと無い人も増えています。親知らずを含めない上下14本ずつ計28本のうち、生まれつき歯の種が多かったり(過剰)少なかったり(欠如)することがあります。日本小児歯科学会は2007年~2008年度に7歳以上の約15500人に全国調査を行いました。過剰は5%に、欠如は10%にみつかりました。

過剰や欠如は歯並びやかみ合わせに影響を与えることがあります。過剰歯が骨に埋まっている場合、永久歯が生えるのを邪魔することがあります。歯ぐきを切開して過剰歯を抜歯し、永久歯が適切な位置に生えるのをまったり、矯正により引っ張る治療が必要になる こともあります。

過剰歯は上の前歯の間に、欠如は第二小臼歯(6歳臼歯の手前の歯)、側切歯(真ん中から数えて二本目の歯)によく見受けられます。過剰歯は抜歯するケースが大半ですが、欠如は歯と歯の間の隙間ができたり、咬み合わせ狂ったりするため、何らかの治療が必要になります。

乳歯が残り、あとに続く永久歯が無い場合には、乳歯を大切にしましょう。お手入れを良く行っていると、大人になっても十分に使っていくことができます。

乳歯が抜けたり、もともと無く、永久歯も無い場合にはブリッヂや入れ歯、矯正治療、インプラントなどの治療が必要になります。顎や歯の大きさ、欠如の状態は人によって異なります。早めに歯科医に相談し、より良い治療を提示してもらいましょう。

当院では過剰歯の抜歯や埋まっている永久歯の開窓手術も行っています。矯正の先生と相談して牽引のための手術もしております。お気軽にご相談してくださいね。

歯の化石

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こんにちは。久しぶりの晴れた空になりました。

今日は歯の化石の研究についての記事をご紹介いたします。

2011年6月2日 提供:共同通信社 【ワシントン共同】

 アウストラロピテクスなどの初期人類は、女性は生まれた群れを離れて移動する一方で、男性は1カ所にとどまる傾向があったとする研究結果を米コロラド大や英オックスフォード大などの研究チームがまとめ、2日付の英科学誌ネイチャーに発表しました。

 人類に近いチンパンジーやボノボ以外の霊長類には見られない行動で、人類は200万年以上前から、花嫁を迎えるような特性を持っていた可能性を示すといいます。

 研究グループは、南アフリカの洞窟で発見された約240万~170万年前の猿人のアウストラロピテクス・アフリカヌスと、パラントロプス・ロブストスの計19体の歯の化石を調査しました。

 化石に含まれる放射性ストロンチウムの同位体の割合を分析した結果、歯が小さく女性とみられる9体のうち、5体は数キロ~数十キロ以上離れた場所から移住してきたとみられるのに対し、男性は10体のうち1体だけでした。

 放射性ストロンチウムは岩石の中に含まれ、その土地の特徴によって、含まれる同位体の割合が微妙に異なる。歯のエナメル質は子どもの時に暮らした土地の特徴を保持しているとされ、エナメル質や周辺の土地の放射性ストロンチウムを比べることで初期人類の移動が推測できたそうです。

歯から様々なことがわかりますね。歯の質は遺伝すると言われています。表面をコーティングしているエナメル質は強固に結晶をつくっています。結晶エナメル質は、身体の中で最も硬い組織です。96%のリン酸化カルシウム(ハイドロキシアパタイト)と4%の有機質、水で構成されています。結晶の造りは個人差がありますので、同じように磨いていても虫歯になりやすい歯の質のかたもいらっしゃいます。定期的な健診をお勧めいたします。
 

 

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