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12歳の虫歯本数

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文部科学省2010年度学校保健統計調査による、12歳児(中学1年)の平均虫歯本数は1.3本

(2011年11月北海道新聞より引用)

 

こんにちは。医療専門サイトから日々の医療ニュースがメールで送られてきます。その中で12歳児平均虫歯本数のことが載っていましたのでご案内いたします。

 永久歯が生えそろう時期である12歳の虫歯本数は、子供の虫歯本数の指標として世界的に使用されます。6歳で乳歯の後ろに生えてくる永久歯;6歳臼歯に続き、12歳ころ6歳臼歯の後ろに臼歯が生えると、上下合わせて28本生え揃います。

 文部科学省の2010年度の学校保健統計調査によると、12歳児(中学1年)の平均虫歯本数は最多の沖縄県2.6本、次いで北海道2.3本でした。ベスト1は新潟県0.8本、次いで神奈川県の0.9本と続きます。北海道新聞によりますと、《「甘い飲食物を取りすぎるからでは」との指摘があるが、道内の子供の歯の健康状態が必ずしも悪化しているわけでなく、他の都府県が着実に虫歯本数を減少させているためだ》といいます。

 同調査によりますと、北海道の12歳児の虫歯本数は06年度2.3本、08年度2.2本、10年度2.3本と横ばい傾向が続きます。一方で全国平均は06年度1.7本、08年度1.5本、10年度1.3本と着実に減っています。

 10年度の虫歯本数が0.8本と11年連続で全国トップとなった新潟県など上位の県は学校単位で、虫歯予防に効果があるフッ化物溶液で口をすすぐ「フッ化物洗口」に力を入れています。佐賀県は、06年度2.0本だったが、10年度は1.0本と4年間で半減に成功。全国順位も29位から9位に大きく上げました。佐賀県教育委員会によると、フッ化物洗口を行った同県内の児童は04年度の約1万5千人から、08年度は約4万2千人と全児童の8割に達しました。

 洗口で使用するフッ化物については安全性を心配する声もあります。私が実際に札幌で診療していた際にも、「フッ素は副作用が心配で」という保護者のかたがいらっしゃいました。佐々木参事は「洗口時のフッ化物の濃度は非常に薄く安全性に問題ない。これまでにも全国的に問題は報告されていない」と説明しています。

 フッ素は歯の表面の結晶に結合し、歯を強くします。安全な濃度をきちんと守って使用すれば、予防効果が高い薬品です。生えたての歯は特に取り込みやすいので、生えたら早めに歯科医院でフッ素を塗るか、フッ素入りの歯磨き粉を使用するとよいでしょう。お子様の大切な歯を守るために、ブラッシング・フロス使用の習慣化、フッ素塗布をお勧めいたします。

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