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ポプラブログ

こんにちは。急に暑くなりましたね。みなさまお元気でお過ごしでしょうか。

患者さんから「入れ歯が緩いので安定剤を使ってもよいのでしょうか」とご質問されることがあります。

緩い原因は多々ありますが、歯医者にかかる時間がなかったり作り直す手間がどうも、、、という方もいらっしゃることでしょう。安定剤はどんなものがあって何がお勧めかお話します。

市販の安定剤は、入れ歯を粘着させるタイプとクッションタイプに大きく分けることができます。

入れ歯(義歯)粘着剤

主成分が水溶性(水で溶ける性質)のカルボキシメチルセルロースなどのものです。お口の中に入れると唾液などの水分を吸収してゲル状になり粘着性を増します。膨らむことによって入れ歯と歯茎との隙間を埋め、入れ歯の維持力をアップさせます。

製品名:新ファストン、ポリグリップパウダー、タフグリップクリームタイプなど

副作用:①合わない入れ歯をわかりにくくする ②クリームタイプは歯茎への粘着力が強く外れなくなる  可能性があります。

クッションタイプ

主成分はポリ酢酸ビニルなどです。入れ歯と歯茎との大きな隙間を埋めることができ、維持力をアップさせます。クッションにより痛みがある場合も軽くなることがあります。

製品名:ポリデント、タフグリップ、ライオデント、クッションコレクトなど

副作用:①部分的に強い圧が加わることがあり、急激にあごの骨が吸収する ②厚みが出るため、咬み合わせが変わってしまう  ③取るのが困難なことが多く、完全に除去しないまま使用を続けると細菌が増える   可能性があります。

 

当院では粘着剤の粉タイプをお勧めしております。粉状で薄いため、あごの骨が吸収する度合いが少ないこと、歯ブラシなどで簡単に除去できるため衛生的であることからです。

嘔吐反射が強くて入れ歯を適正な形にできない場合や、あごの骨が出ているために覆う面積が少なくせざるを得ない場合などに有効です。

安定剤は入れ歯を可能な限り調整をしたうえで、適切に使用することが大切です。迷ったら歯医者さんを受診してくださいね。

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