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AGEと虫歯進行

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歯に蓄積した老化関連物質「AGE」の働きで、年を取ると虫歯の進行が遅くなる、という記事をご紹介します。

(2016年8月16日共同通信社配信)

AGEとは終末糖化産物(Advanced Glycation End Products)、タンパク質と糖が加熱されてできた物質のことです。強い毒性を持ち、老化を進める原因物質とされています。AGEは多くの種類があり、加齢に伴って体内に蓄積され、老化に関与するほか、糖尿病や腎不全などを悪化させる物質として研究が進んでいます。そのAGEが歯に蓄積すると虫歯が進行しにくい傾向があることを大阪大の三浦治郎助教(総合歯科学)らのチームが明らかにし、歯学専門誌(ジャーナル・オブ・デンタルリサーチ)電子版に15日発表しました。

虫歯への耐性を強めているとみられ、チームは「加齢と虫歯の関係性の解明や、AGEを利用する治療法開発につながる可能性がある」としています。チームは、歯の象牙質で、AGEが虫歯になっている所に多く蓄積していることを、蛍光現象を利用した特殊な測定法で詳細に観察するのに成功しました。 分析を進めると、AGEが多い所は、虫歯の原因となる酸や酵素を加えても歯が溶けにくかったそうです。高齢者は、象牙質にAGEが多く蓄積され、酸や酵素に対する耐性が強まるため、若年者よりも虫歯が進行しにくい傾向があるとみています。

上記のようにAGEは糖尿病や腎不全の悪化、皮膚のしわやたるみ、シミ、動脈硬化や骨粗鬆症の原因となりうる物質として、体内に蓄積しないようにする食事内容や摂取方法が数多く案内されています。今回の研究では虫歯の進行を遅くするというデータが出ており、大変興味深く拝見しました。ただ虫歯になっている部分にと記載されていますので、慎重にならなくてはなりません。まずは虫歯にしないことが大事です。さらなる研究が進むことを期待しております。


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