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東日本大震災で被災された方々に心よりお見舞い申し上げます。
報道により、一日一日明らかになる災害をみるたびに心が痛みます。様々な情報が飛び交う中、周囲に迷惑をかけない言動をする、いつものような生活をし買いだめなどをしない、声をかけあい助け合う、冷静に行動をすることを心がけています。
地震後、家族や友人から安否の問い合わせが多数届きました。医院もスタッフたち、私も無事でございます。ご心配をいただきありがとうございます。人と人とのつながりの温かさを改めて実感致しました。
実際に停電にならない限り診察しております。地震当日に帰宅困難になり、会社や施設、廊下などで一夜を過ごしたり、電車のダイヤの乱れなどから生活リズムが不安定になっている方々も多いようです。身体は大丈夫と感じていても、口角炎や口内炎、急に歯が痛くなる患者さんが増えています。無理はせず元気で、今後の支援、復興に際して力になれるように過ごしたいものです。
さらなる被害がでませんように、被災された方々に少しでも早く笑顔が戻りますように願ってやみません。
こんにちは。
当院ではインプラント手術の前に説明書(下記)を渡し、読み上げて説明をしております。
歯科医院の椅子に座っていると知らず知らずに緊張してしまい、聞いたことを忘れてしまったり、わからなくても質問し忘れたりしますよね。特にインプラントのように高額な手術は、患者さんにもよく納得していただき、疑問がない状態で安心して受けていただきたいという思いから文書にしています。
文章を見ながらゆっくり説明すると、患者さんも質問し易くなりますし、おうちでゆっくり見てから後日疑問点を聞くこともできます。
手術以外では、根の治療後や抜歯後などにも文書を渡しております。わからないことはどんな細かなことでも構いません、ご遠慮なく聞いていただきたいと存じます。
インプラント治療に関わる説明書
1.病名 部欠損
2.現在の症状
上記により、そしゃく障害を自覚している。
3.手術の必要性・目的
上記を改善するためにインプラント埋入術で改善を図ります。
4.手術予定日 年 月 日 手術時間(約 時間)
(午前・午後 時 分 ~ 午前・午後 時 分)
5.予定手術名 部インプラント埋入術
6.手術の方法とその特徴
歯がなくなった部分の骨に穴を開けてインプラントを埋入します。
3~6ヶ月たって骨とインプラントが強固に結合していたら、もう一度
歯肉を切開して土台を立てます。
歯肉が落ち着いた時点で最終的にかぶせる治療に入ります。
7.手術に伴う危険性
出血の可能性:適切な止血処置をします。
上顎の場合、鼻腔、上顎洞にインプラントが迷入する場合があり、
その場合はインプラントを摘出することに専念します。
8.合併症と術後の予測
腫れは3.4日で落ち着くことが多く、自然消退を待ちます。
痛みは2.3日で落ち着くことが多く、鎮痛剤で抑えます。
周囲の粘膜などの感覚が鈍くなることがあります。
ビタミン剤を飲んでいただきます。回復には時間を要し、改善しない場合もありますが、鍼治療・レーザー治療を含め、最善をつくします。
3~6ヶ月たっても骨とインプラントが結合しない場合、サイズの大きなインプラントを再度埋入します。ただし、骨の状態(質・量)によっては、インプラントを断念し、従来の治療方法(ブリッヂ、義歯)で対応せざるを得ない場合があります。
予測できない合併症が併発する可能性もありますが、最善をつくします。
9.可能な別の治療方法
ブリッヂ、義歯を用いた従来の補綴処置。
10.特記事項:インプラント喪失に関して
埋入してから数ヶ月の間は骨の状態などにより左右されます。
それ以降の長期にわたりインプラントを維持するためには、自分の歯と同じように、患者さん自身が口腔清掃をいかに維持するかによるところが大きいです。どの時点でも、ご希望があればインプラントを再度埋入するよう相談させていただきますが、骨の状態などによってはご希望に沿えず、ブリッヂ、義歯で治療せざるを得ない場合があります。
11.手術に用いた補助資料:カルテ、レントゲン、模型、パンフレット
* 上記内容に関して説明を受け、理解された場合には、下記に本人、または代諾者の署名あるいは記名・捺印をお願いいたします。
* 上記内容に関する説明が理解できない場合には、担当医にその旨を申し出てさらに説明を受けるなどして、十分に理解されたうえで、署名あるいは記名・捺印をお願いいたします。
* また、手術を承諾した後でも、手術前であればいつでも承諾を撤回するとともに、その他の治療方法を選択することが可能です。
* 治療法につき不明な点や心配なことがありましたら、いつでも担当医にご相談ください。
こんにちは。
この土日に教育研修会に参加いたしました。所属学会である日本口腔外科学会、日本顎顔面インプラント学会および日本歯科放射線学会、日本臨床口腔病理学会の4学会合同研修会です。テーマは「がん治療に求められる最新基礎知識」。がんの発生要因と予防、病理診断の必要性、放射線治療、薬物療法などについて、各専門の諸先生がたに貴重な講義をしていただきました。なかでも痛みの緩和ケア、がん治療と倫理のお話には、忘れてはいけないことがたくさん盛り込まれていました。
患者さん対医師は人間対人間であり、信頼関係が樹立されていてこその医療である。「医の心」すなわち、患者さんへの共感、いたわりの心、尽くす心、説明と同意を得る心を持つことが必要である。
大学病院を離れ、開院した今ではがんの治療に携わることはほとんどありません。しかし、日々の歯科診療の中で、患者さんの生活背景、希望をよく話し合い、お互いに理解をし、個々の患者さんのQOLを考えていかなくてはと改めて強く思いました。
今日はインプラントをした後のメインテナンスについてお話をします。
手術して骨に植えたインプラントがだめになる最大の原因は歯周病です。当院では手術前に徹底的な歯周病治療管理と、手術後にも定期的なメインテナンスをしております。
メインテナンスでは歯周病が進んでいないかのチェックと、クリーニング、歯ブラシ指導を行います。
始めに歯周ポケット(歯と歯ぐきの間の溝)を測定します。
天然歯(ご自分の歯)には金属(写真右)を、インプラントにはプラスチック製のもの(写真左)を使用します。プラスチックを使用することにより、骨と結合しているインプラントにダメージなく測定できます。
クリーニングでは超音波スケーラーなどを用いて、歯垢、歯石、茶渋などの汚れを落としていきます。天然歯には右写真のような金属のものを、白いかぶせ物やインプラントには左写真のようにプラスチック製(Varios)を使用しています。プラスチックですので、傷をつけることなくクリーニングができます。
メインテナンスは歯周病が進んでいる方は1~2カ月毎、軽度の方は半年毎をお勧めしています。知らず知らずのうちに歯周病が進んでしまい、せっかく手術して入れたインプラントを失わないように定期検診をしましょう。



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