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こんにちは。
「ホタルイカに脂肪肝を改善する効果がある」という記事がございましたので、ご紹介します(読売新聞 3月29日(木) 配信)。
「富山湾の神秘」とも呼ばれるホタルイカに脂肪肝を改善する効果があることを、富山短大食物栄養学科の竹内弘幸准教授(47)らの研究グループが動物実験で初めて実証しました。
イカにはコレステロール値を下げる作用のあるタウリンが多く含まれていることが、これまでにわかっています。竹内准教授らは、富山県特産のホタルイカにも同様の作用があるとみて昨年4月に研究を始めました。
実験では、ラット21匹を7匹ずつ3グループに分け、それぞれに、通常の餌、ホタルイカの凍結乾燥粉末を5%混ぜた餌、スルメイカの同様の粉末を5%混ぜた餌を2週間与え続けた後、血液と肝臓を調べた。
その結果、ホタルイカを与えたグループは通常の餌を与えた場合に比べ、肝臓の中性脂肪量が平均で3割減少しました。一方、スルメイカの場合は1割減にとどまりました。血中コレステロール濃度も、スルメイカでは1割減でしたが、ホタルイカでは2割減ったそうです。
ホタルイカを与えたラットの肝臓の遺伝子を解析したところ、脂肪合成に関係する遺伝子の働きが抑えられていることもわかりました。竹内准教授は「有効成分の特定や、人間が食べても効果があるのかどうかは、これからの研究課題。有効成分が見つかれば、脂肪肝の治療につながるかもしれない」と話しています。
研究成果は5月18-20日に東北大学で開かれる日本栄養・食糧学会で発表されます。
ホタルイカは富山湾に3月に産卵のために集まってくる、体長5センチほどのイカです。身体に無数の発光器を持ち、湾に集まると神秘的な海辺となります。私も小さい頃両親と一緒にイカ船にのり、ホタルイカ漁をしました。その年はまれにみる大漁で、虫取り網のような小さな網で子供でも容易にすくうことができました。ホタルイカに照らされた海は幻想的で、とても美しいです。
またうまみがギュッと詰まっていてとても美味しいので、富山にお寄りの際には是非に味わってほしい名産です。上記のように脂肪肝を改善する効果があって美味しいのは一石二鳥ですね。私のお勧めはお刺身と酢味噌和えですよ!
続きを読む: ホタルイカと脂肪肝
こんにちは。
昨日は春らしい陽ざしがふりそそぐ日曜日でしたね。皆様いかがお過ごしでしたか。
米軍横須賀基地が一般開放されているよ~とスタッフから聞き、初めて行ってみました。下調べを全くせずお昼に出発。ものすごい人で、ゲートまで1時間半並びました。入場してからもどこに何があるのかわからず、とりあえずまた並んでアメリカンなハンバーガーとターキーレッグを買いました。ベンチに座って食べていると空からトンビが手元の食べ物を取ろうと襲ってきてびっくりしました。アメリカ兵の方々やかわいい軍用犬がいたり、ステージショーがあったりと、お祭り気分を味わうことができました。
晴天の空と海との間に浮かぶ美しい猿島を眺め、三笠公園に保管されいている記念艦「三笠」を見学しました。「三笠」は全長122メートル幅23メートルの巨大な鋼鉄でできた、日露戦争で活躍した戦艦です。大きな役割を果たした艦の中には当時のお部屋や軍服などが展示され、歴史を作った数々の方の遺産が飾られていました。教科書で勉強したものを実際に見て、気が引き締まる想いでした。
この次はしっかりと下調べをしてスタッフさんが「感動したよ!」という空母も見に行きたいです。皆様のお勧めスポットも教えてくださいね。
こんにちは。今日はホームケア用歯磨き粉;アパガードリナメルをご紹介します。
ナノ粒子薬用ハイロドキシアパタイト が配合されており、虫歯や歯周病の原因となる歯垢をからめとり、お口をすっきりさせます。歯の表面の微細な傷を粒子が埋めてなめらかにすることで、歯垢や着色汚れをつきにくくします。歯の表面をコーティングしているエナメル質は常にミネラルが溶けだしています。アパガードリナメルはミネラルを補給し、再石灰化を促すことで虫歯になりにくくします。
さらにマクロゴールとポリビニルピロリドンのダブル成分により、タバコのヤニやコーヒー・ワインの着色を浮かせて優しく落とします。ゼオライトによって歯石が付くのを防ぎます。
分かり易く言いますと、車にワックスをかけると表面がつるつるになり、汚れが付きにくく、付いてもふき取り易くなりますよね。歯も同じで、アパガードリナメルによりワックスコーティングすると歯垢や着色が付きにくく、取れやすくなるのです。
汚れている車にワックスを塗っても効果が薄いように、歯もクリーニングして綺麗になってからワックスをかけましょう。歯科医院で歯石や着色を徹底的にきれいに取ってから使用すると効果が高いです。
また、ホワイトニングをすると歯のミネラル成分が失われ、乾燥して潤いがなくなります。そんな時にもお勧めです。
価格は税込み2000円ですが、十分効果が得られますよ。私も使用しています。是非お試しくださいね。
内容成分
溶剤:精製水
湿潤剤:グリセリン
薬用成分:ハイドロキシアパタイト 、 マクロゴール、ゼオライト、ポリビニルピロリドン、β-グリチルレチン酸、塩化セチルピリジニウム
甘味剤:キシリトール
基材:無水ケイ酸
可溶化剤:ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、エタノール
発泡剤:N-ラウロイル-L-グルタミン酸ナトリウム
粘結剤:カラギーナン、カルボキシメチルセルロースナトリウム
香味剤:ペパーミント
安定剤:酸化チタン
保存剤:塩酸アルキルジアミノエチルグリシン
続きを読む: ホームケアペースト;アパガードリナメル入荷しました
文部科学省2010年度学校保健統計調査による、12歳児(中学1年)の平均虫歯本数は1.3本
(2011年11月北海道新聞より引用)
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こんにちは。医療専門サイトから日々の医療ニュースがメールで送られてきます。その中で12歳児平均虫歯本数のことが載っていましたのでご案内いたします。
永久歯が生えそろう時期である12歳の虫歯本数は、子供の虫歯本数の指標として世界的に使用されます。6歳で乳歯の後ろに生えてくる永久歯;6歳臼歯に続き、12歳ころ6歳臼歯の後ろに臼歯が生えると、上下合わせて28本生え揃います。
文部科学省の2010年度の学校保健統計調査によると、12歳児(中学1年)の平均虫歯本数は最多の沖縄県2.6本、次いで北海道2.3本でした。ベスト1は新潟県0.8本、次いで神奈川県の0.9本と続きます。北海道新聞によりますと、《「甘い飲食物を取りすぎるからでは」との指摘があるが、道内の子供の歯の健康状態が必ずしも悪化しているわけでなく、他の都府県が着実に虫歯本数を減少させているためだ》といいます。
同調査によりますと、北海道の12歳児の虫歯本数は06年度2.3本、08年度2.2本、10年度2.3本と横ばい傾向が続きます。一方で全国平均は06年度1.7本、08年度1.5本、10年度1.3本と着実に減っています。
10年度の虫歯本数が0.8本と11年連続で全国トップとなった新潟県など上位の県は学校単位で、虫歯予防に効果があるフッ化物溶液で口をすすぐ「フッ化物洗口」に力を入れています。佐賀県は、06年度2.0本だったが、10年度は1.0本と4年間で半減に成功。全国順位も29位から9位に大きく上げました。佐賀県教育委員会によると、フッ化物洗口を行った同県内の児童は04年度の約1万5千人から、08年度は約4万2千人と全児童の8割に達しました。
洗口で使用するフッ化物については安全性を心配する声もあります。私が実際に札幌で診療していた際にも、「フッ素は副作用が心配で」という保護者のかたがいらっしゃいました。佐々木参事は「洗口時のフッ化物の濃度は非常に薄く安全性に問題ない。これまでにも全国的に問題は報告されていない」と説明しています。
フッ素は歯の表面の結晶に結合し、歯を強くします。安全な濃度をきちんと守って使用すれば、予防効果が高い薬品です。生えたての歯は特に取り込みやすいので、生えたら早めに歯科医院でフッ素を塗るか、フッ素入りの歯磨き粉を使用するとよいでしょう。お子様の大切な歯を守るために、ブラッシング・フロス使用の習慣化、フッ素塗布をお勧めいたします。
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