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当院では善玉ロイテリ菌配合のプロデンティスを数か月前より取り扱っております。歯周病、口臭が気になる方、虫歯になりやすい方につかって頂き、効果がでています。ドラックストアで取り扱っている「バイオブレス」と当院の「プロデンティス」との違いを、販売元のバイオガイアジャパン株式会社に問い合わせをしました。

<菌の違い>

『バイオブレス』商品

母乳由来のロイテリ菌「DSM 17938菌株」を、1錠あたり1億個配合

ストロベリーフレーバーで、子供から大人まで馴染みやすいお味

『プロデンティス』商品

母乳由来のロイテリ菌「DSM 17938菌株」が1億個+口腔由来のロイテリ菌「 ATCC PTA 5289 菌株」が1億個

→合わせて約2億個配合

ミントフレーバー

母乳由来のロイテリ菌「DSM 17938菌株」

胃酸や胆汁への耐性があるので腸まで生きて届くことができます。またロイテリンという抗菌物質を分泌することで、むし歯菌・歯周病菌・ピロリ菌・口臭の原因となる悪玉菌といった様々な悪玉菌を抑制し、善玉菌優勢な体内細菌バランスに整えるよう働きかけます。

口腔由来のロイテリ菌「 ATCC PTA 5289 菌株」

口腔内に定着して歯肉の出血や炎症を抑制するはたらきがあります。

よって、『プロデンティス』商品は、母乳由来の「DSM 17938 菌株 」でむし歯菌や歯周病菌など様々な悪玉菌を抑制し、口腔由来の「 ATCC PTA 5289 菌株」で炎症を緩和するWの効果があります。歯肉の炎症や出血のトラブルにお悩みのお客様には2菌株入ったプロデンティス商品をお勧めしております。

<使用頻度>

いずれの商品も使い始めロイテリ菌2.jpgバイオブレス.jpgは毎日連続で一カ月使用することで善玉菌が安定してきます。その後は症状に応じて2.3日に一度の使用でもかまいませんが、続けることで善玉菌の安定を維持することができます。 重要なのは継続して使用することです。

ドラックストアのチラシには一カ月になる前に2.3日に一度の使用と記載してありますが、販売元のバイオガイアジャパン株式会社の研究では一カ月毎日連続使用により安定するデータが出ています。

当院で使用している患者さんから続々と嬉しい声が寄せられています。

・歯周病が進行して歯ブラシのたびに出血していましたが2.3カ月で改善

・娘に口臭を指摘されていたが1カ月の使用で匂いが無くなった

・クリーニングの際に歯周ポケットを触ると出血や膿があったが改善した

ほとんどの方が効果を実感し、リピーターになっています。歯周病や口臭で悩んでいる方は是非使ってみてくださいね。

薬用デンタルリンス;ヒノペリオ ナイトケア入荷しました。

当院には舌が荒れた、ヒリヒリするなどの舌炎症状を訴える患者さんが多くいらっしゃいます。舌に炎症があるときはアルコール、辛いものなども刺激物を避けていただきます。市販のうがい薬にはアルコールが入っているものが多いため、アルコールが入っていないデンタルリンスのヒノペリオ ナイトケアを入荷いたしました。刺激が少なく味がマイルドなため、どなたにも使用し易くなっています。

<4つの薬用成分>

歯周病菌を殺菌、歯周病(歯肉炎、歯周炎)、口臭を予防

  1. ヒノキチオール
  2. IPMP;イソプロピルメチルフェノール
  3. CPC;塩化セチルピリジニウム

歯茎の炎症を予防

  1. GK2;グリチルリチン酸ジカリウム

キシリトールも含まれております。フッ素は入っていませんので、インプラントを入れている方にも安心してお使いいただけます(薬用はみがきヒノペリオにはフッ素が入っています)。

就寝中は唾液分泌量が低下するため、細菌が増えやすくなります。就寝前の口腔ケアは歯周病予防に非常に重要です。ヒノペリオ ナイトケア使用後は水ですすぐ必要がないため、就寝前に使用していただき、そのまま寝ても大丈夫です。菌の増殖を抑え、翌朝まで口腔内環境を良好に保ちます。

価格は税込1300円です。是非おためしください。

ロイテリ菌ロゼンジ;Bio Gaia Prodentis Lozengeが入荷しました。先日テレビなどで取り上げられてから入荷が困難となっていましたが、一カ月待ちでようやく在庫が入りました。

ロイテリ菌とは?

母乳に含まれる善玉菌で、数多くのプロバイオティクス(有益性が科学的に証明されている生きた微生物)のなかでも優れた効果とエビデンス(証拠)が確認されています。体内の細菌バランスを整え、免疫システムの強化、病原菌の駆除、腸を丈夫にするなどさまざまな役割を担っています。

Bio Gaia Prodentis Lozengeとは?

生きた乳酸菌L.reuteri Prodentisを使用した舐めるタイプのプロバイオティクス ロゼンジ(トローチ)です。L.reuteri Prodentisには母乳由来のL.reuteri DSM17938株と口腔由来のL.reuteri ATCC PTA5289株の2菌株が含まれています。ゆっくり舐めることで、両菌株がお口の中にしっかり定着して口腔微生物のバランスを整え、お口の健康維持を促します。

口腔内の微生物ロイテリ菌並び.jpg

お口の中には耳かき一杯分の中に100万~数億個の微生物が数100種類も棲んでいます。微生物は大きく分けて、からだの健康に寄与する「善玉菌」、害を及ぼす「悪玉菌」、環境の変化によりどちらにもなりうる「日和見菌」の3タイプがいます。この菌がどのような割合、数でお口の中に住んでいるかが大切です。善玉菌が優勢だと健康状態も良くなり、悪玉菌が優勢になってしまうと、虫歯や歯周病が進んだり、口臭の原因になったりします。これらのバランスと微生物の多様性を維持することが重要なのです。「善玉菌」であるプロバイオティクスを毎日補給することで、病原菌の抑制・制御を行い、菌叢を良好に維持します。

お召し上がり方

就寝中は口腔内の微生物が増えますので、歯磨き後のお休み前にゆっくり舐めてください。一日1~2錠を目安に、定期的に召し上がることをお勧めいたします。

原材料

イソマルト 乳酸菌 食物油 香料 しょ糖脂肪酸エステル スクラロース

原産国 スペイン

価格

Bio Gaiaプロデンティス ロゼンジ 30錠 3000円(税抜き)

医療機関専用ロイテリ菌 インプラント用;7000円(税抜)

  プロデンティス菌株(ガム)28錠+ガストラス菌株(チュアブル)30錠→インプラント施術後のケアにどうぞ

品薄のため、いずれも当院で治療を受けられている方のみの購入とさせていただきます。

一生懸命磨いても虫歯になりやすい方、歯周病が進んでしまう方にお勧めです。

誤嚥予防に

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患者さんから「よく喉に食べ物や水が入ってむせてしまって」と相談されることがあります。本来なら食道に入るはずの物が咽頭や気管に入ってしまう「誤嚥(ごえん)」です。誤嚥をすると窒息や誤嚥性肺炎などを引き起こす可能性があるため、頻繁に起こる場合には訓練が必要となります。

訓練の前に最も重要なのは「お口の中をきれいにすること」です。

お口の中が汚れていると唾液を誤嚥したときに、一緒に細菌も誤嚥するため誤嚥性肺炎になりやすくなります。また、汚れがたまると味覚や知覚が低下して嚥下(えんげ;物を飲み込み食道に送ること)にも悪影響を与えます。そのため訓練の前に必ずお口の中をきれいにしましょう。

食べ物を使わない訓練

1.お口の周囲筋肉をマッサージしましょう

2.口をとがらせて息を吹いたり、ストローを吹きましょう

3.空嚥下をしましょう

4.小さな氷片をなめてから嚥下しましょう

5.壁・椅子・机などを強く押しながら一瞬息を止めた後に力強く「あ~」などと声を出し、最後に唾液を呑み込みましょう

6.大きく息を吸ってそのまま止め、空嚥下をし、呑みこんだらすぐに咳をしましょう 10~20回程度繰り返しましょう

他にも様々な訓練がありますが、一人で簡単にできるものを挙げました。参考になれば幸いです。

先週末、幕張メッセで開催された日本口腔外科学会に参加してきました。1年に一度開催される口腔外科学会で、口演、ポスターによる発表および様々なシンポジウム、セミナー、レクチャーがあります。

今回受講した「骨代謝回転抑制剤関連顎骨壊死・骨髄炎の診断、治療、管理-エビデンスと実際-」のレクチャーは非常に興味深く、勉強になりました。2003年に初めて骨粗鬆症予防、改善のため、がんに関連する骨吸収の抑制、高カルシウム血症の改善などに処方されているビスフォネート製剤を使用した患者さんに、顎の骨の壊死が発症することが報告されました。それ以降、様々なエビデンスや基準が存在し、処方している医師、口腔内を診ている歯科医師、ビスフォネート製剤を服用している患者さんの間で混乱が生じています。今回のレクチャーでは具体的な数字や治療法の解説および整理された目標の提示があり、とても勉強になりました。

ビスフォネート製剤は骨粗鬆症治療薬の第一選択としてよく用いられ、毎日・週1回・月1回の内服製剤、月1回の点滴製剤があります。それぞれの骨折抑制効果と患者さんの年齢、骨折リスク、ライフスタイル、薬の副作用などを考慮に入れて投与が可能です。内服、点滴にかかわらずビスフォネート製剤のような強力な骨吸収を抑制する薬を長期間使用していると、骨の代謝障害が起きます。

骨は破骨細胞のよる骨の吸収と、骨芽細胞による骨の形成を繰り返して代謝しています。破骨細胞と骨芽細胞はセットなので、ビスフォネート製剤により破骨細胞の数を少なくすると骨芽細胞も少なくなり、骨の形成も抑えることになります。そのため、ビスフォネート製剤を長期間使用している患者さんに抜歯を行った場合、抜いた部分に本来できるべき骨ができないばかりではなく、古い骨を除去する破骨細胞が働かず、定められた寿命を超えて残り、骨の細胞は死んでしまい、後には死んだ骨が取り残されます。これが骨の壊死です。

また、顎の骨はビスフォネート製剤投与の影響が、他の骨より10倍感受性が高いといわれています。よって、服用や点滴を開始する前に歯科を受診してください、と医師から勧められるのです。

前述したように、内服・点滴、投与の間隔、期間により対処方法は異なりますので、歯科受診の際にはビスフォネート製剤を「いつから」「どのくらいの量」を使用しているか教えてください。

主なビスフォネート製剤です。

ダイドロネル アレディア テイロック

ボナロン フォサマック ベネット アクトネル リカルボン ボンビバ ゾメタ

 

ビスフォネート製剤ではありませんが、2012年に承認された抗RANKLモノクローナル抗体のデノスマブも同様に顎の骨壊死を引き起こすことがあるため注意が必要です。