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口腔は全身の鏡

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以前、唾液には血液や尿などと同様に身体の情報が含まれているとお話ししました。この他にも全身状態が口腔内の症状として現れることは珍しくありません。

先日「手足口病」の患者が大流行した昨年の1/100になっていると報道されました。これは新型コロナウイルス対策で手洗いなどを徹底しているためと思われます。この「手足口病」はこれから夏の時期に4歳くらいまでのお子さんがかかることが多い全身性のウイルス感染症ですが、文字通り手や足のほかに口腔内に発疹(やぶれてその後口内炎になります)が生じます。

自己免疫疾患である「ベーチェット病」はぶどう膜炎(眼症状)、結節性紅斑(皮膚症状)、外陰部潰瘍(泌尿器症状)に加えて口内炎が主症状となります。高血圧や循環器の状態の悪化により舌下面の血管の腫れが観察されます。また、血液のがんである「白血病」も歯肉出血が初期症状の一つでもあります。

さらに虫歯などが無く、原因がはっきりしない歯痛をよく調べてみると「脳腫瘍」が歯や口腔内の知覚を支配する三叉神経を圧迫していたという症例もあります。その他、麻疹や溶連菌感染症など多数の病気が口腔内に症状を示します。まさに「口腔は全身の鏡」なのです。当院では検診や毎回の治療時に虫歯や歯周病ばかりでなく口腔内を観察して全身状態の把握にも努めています。(出山義昭記)

今年は例年にもまして気温が高く、いよいよ梅雨の季節になってきました。

当院では新型コロナウイルス感染予防のため、診療スタッフはマスクの他、長袖の予防着、フェイスシールド、サージカルキャップを着用して診療に当たっております。また、いわゆる「3密」を避けるために、1時間に5分間2回程度の換気を行っており、その間外気が侵入し室温が上昇します。

そのため、エアコンの設定温度を低めにしております。バスタオルの用意もしておりますが、エアコンがあまり得意でないという方は大変申し訳ありませんが、お身体に羽織る様なお着物をご持参頂ければ幸いです。何卒、ご理解ご協力お願い申し上げます。

我が国においても緊急事態宣言解除に伴い、種々の自粛も解除されて新たな希望を求めて「出口戦略」などが言われています。

これは経済活動を進めていくための方策であり、残念ながら新型コロナウイルスは未だには制圧されておらず、人々の活動が活発化するに従って再び感染拡大が生ずることが予想されます。

医療現場においては以前からウイルスや細菌などの病原体への対応を中心としてスタンダードプリコーション(標準予防策)を取ってきました。少々乱暴な表現をすればすべての患者や医療従事者が病原体を保持しているという前提で感染予防策を取るということです。新型コロナウイルス感染症においても感染者と非感染者を完全に区別出来ればもう少し話は簡単になる可能性がありますが、現実的には不可能です。本院もさらなるスタンダードプリコーションを徹底していきます。

新型コロナウイルス感染者の唾液中に相当数ウイルスが検出されることが明らかになり、PCR検査のサンプル採取が簡素化され医療従事者の感染リスクが軽減されたのは喜ばしいことです。一方、歯科では治療前の口腔内の消毒が重要になります。本院におきましても治療ユニット着席後の薬剤による洗口をお願いしております。ご理解ご協力をお願い致します。

常にダイソン空気清浄ファンで空気清浄を行っています。

PM 0.1レベルの微粒子を99.95%捕らえ、部屋全体の空気を徹底的にきれいにしてくれます。

空気の汚れ具合を検知して、微細な汚染物質まで捕集し、清浄された空気を部屋中に循環させます。

皆様に少しでも気持ちよく診察を受けていただければと願っております。

神奈川県の感染防止対策取組書を発行いたしました。当院の取り組みです。ご覧になってください。

お気付きの点がございましたら遠慮なくお声掛けください。

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