診療案内 Treatment

入れ歯治療

歯がなくなった時、インプラントをするのは怖い、高価すぎる、ブリッヂは周りの歯を削るので抵抗がある。そんな方にお勧めなのが入れ歯です。

入れ歯の種類

入れ歯にも金属のバネを使っていない見た目が良いものや、違和感が少ないものがあります。

ノンクラスプデンチャー(部分入れ歯のみ)

見た目が気になる方にお勧めの入れ歯です。
当院では様々な素材の中からエステショットを採用しております。
部分入れ歯の金属のバネを「歯ぐき色の樹脂」で作るため、審美的に優れています。

【特徴】

  1. 金属のバネがないため、装着時に入れ歯だと気づかれにくい
  2. 咀嚼、発音機能は通常通りで安定性も良い
  3. 弾力性の高い材質:ポリエステル樹脂で作られており、軟らかすぎず適度な柔軟性がある
  4. 同じ材料で入れ歯の維持部と床部を製作するため精度の高い入れ歯ができる
  5. 無味無臭で金属アレルギーの心配がない
  6. 吸水性が低いため、細菌繁殖や変色が少ない
  7. 簡単な修復が医院内でできる(大きな破折や改良の場合はお預かりになります)

価格:自費診療で¥120,000(税込¥132,000)~
適応症についてはご相談ください。

金属床

金属床

金属床は、入れ歯の主要な部分を金属で製作した入れ歯です。保険の入れ歯の約1/3~1/4の薄さで、お口の中の違和感が少なく快適にお食事ができます。また金属部分は温度をよく伝えるため、温かいものは温かく、冷たい物は冷たく感じ、お食事が美味しく楽しめます。

【特徴】

  1. 床を金属にするため、より快適にお食事ができる
  2. 床が薄いため、発音がしやすい
  3. 咬合力(咬む力)が強くても破折しにくい
  4. 食べ物の温度を体感しやすいため美味しく食事ができる

価格:自費診療で¥120,000(税込¥132,000)~

ノンクラスプデンチャーと金属床のコンビネーション(部分入れ歯のみ)

ノンクラスプデンチャーと金属床のコンビネーション(部分入れ歯のみ)

審美性と機能性を重視した入れ歯です。
見える部分(頬側)は歯ぐき色で美しく、裏側(上あご側、舌側)は金属でできているため、違和感が少なく快適なお食事や発音がしやすい形態になっています。

価格:¥240,000(税込¥264,000)~

コンフォート

コンフォート

総入れ歯の周りをひれ状のやわらかいシリコンで囲み、歯ぐきにぴったりと吸着させる入れ歯です。
違和感が少なく快適に食事をすることができます。

価格:¥300,000(税込¥330,000)~

入れ歯の安定:入れ歯が合わない・すぐ外れる方に

入れ歯が動く、落ちる、浮いてくることでお困りではないですか。
入れ歯が安定しない主な原因としては、3つあげられます。

入れ歯が安定しない原因

① 顎の骨の形・量
② お口の乾燥
③ 入れ歯の適合
などがあげられます。

総入れ歯の安定

総入れ歯(全てが人工歯)の場合、安定するためには「封鎖維持」と「基礎維持」部分が重要です。

入れ歯の封鎖維持

  • 歯型の採り方
  • どこまで入れ歯を伸ばすかの設定
  • 人工歯の種類
  • 歯の角度、並びの選択

により大きく変わってきます。
歯科医師の技術が最も問われる部分でもあります。

入れ歯の基礎維持

基礎維持の維持力は4つの要素で表すことができます。

  • 入れ歯の床の大きさ
    維持が良い入れ歯を作るときは、サイズを大きく作ればよいということになりますが、口は動きます。
    筋肉や舌、飲み込みの動き、発音を妨げない範囲での最大ということになります。
  • 入れ歯の床と粘膜の間の液体の厚み
    液体の厚みが小さいほど(床が粘膜の形に近くフィットしているほど)維持はよくなります。
  • 床材料の“ぬれ”
    床材料の”ぬれ”が良いほど維持力が大きくなります。
    保険適用のアクリルの方がぬれが良いと言われていますが、保険外の金属床でもぬれが良い形にすることができます。
  • 唾液の粘度
    唾液の粘性が高いほど維持力は強くなります。
    加齢変化による唾液の減少、抗精神薬、中枢神経系薬の副作用による口腔乾燥がある方には、唾液粘度を操作するために入れ歯安定剤を使うのも有効です。安定剤は、歯科医院で入れ歯の調整をし、痛みや傷がない状態で原因が明らかであることを確認後に使うことが大切です。

唾液の量を増やすためには

  • 唾液腺のマッサージ
  • 食事を楽しんでゆっくり咬んで食べる

こともおすすめです。

入れ歯についてのご相談はお気軽に

失った歯を補うための大切な役割となる入れ歯。
入れ歯にも様々な種類がありますので、それぞれの特徴を知って選択していくのが良いと思います。
また、入れ歯が使いづらい、合わない時には自己判断ではなく、しっかりと診察を受け、適切な処置と対策を聞くことをおすすめします。
入れ歯治療については、ご来院時、お電話、またはお問い合わせフォームからお気軽にご相談ください。

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