歯医者が怖いという方へ

歯科医院に行くのが怖い、治療を受けるのが怖いかたへ

当院の問診票には「今まで歯の治療で異常がありましたか」という項目があります。歯科恐怖症の方はとても多く、自覚している方でもなかなか歯医者さんに来ると伝えにくいようです。少しでも伝えやすい環境をつくっています。

「（異常が）ある」にまるをした方にはさらに詳しく何が、どういうことが怖いのかお聞きしています。
削る音が怖い、口を開けっ放しなのが辛い、歯型をとるときに気持ち悪くなる、痛いのに治療を続けられた経験がある、幼少時に押さえつけて治療をされトラウマがある、狭いレントゲン室に入るのが怖い（閉所恐怖症）、とがっている器具を見るのが怖い（先端恐怖症）、水をお口に溜めるのが苦手…など様々です。それぞれの苦手なことを把握した上で、苦痛が少なくなるように気をつけて診療をしています。無理に治療することはございませんのでご安心ください。

痛みを軽減する治療方法

麻酔注射が怖いという方も多いのではないでしょうか。
当院では、痛みに敏感な方でもほとんど痛みを感じずに、または我慢できるレベルにまで痛みを軽減するために、以下の取り組みを行っています。

ゼリー状の表面麻酔

麻酔時の不快感を少しでも軽減するために、注射針をさす部分にゼリー状の表面麻酔をします。

電動注射器

粘膜表面に麻酔が効いた状態で電動注射器を用いて麻酔液を入れます。
少しでも「痛い」思いを軽減させるために、メロディ付きの電動注射器を使用しています。メロディが流れることで不安や恐怖感を解消できます。

また痛みを抑えるために、開始の際には低速で、その後ゆるやかに注入速度が上昇しますので、始めのちくっとする痛みが軽減され、より短時間で麻酔が終わります。
冷たい麻酔液は痛みを感じやすいため、保温器で液を人の体温とほぼ同じ36℃に保温しています。
注射針は細いほど刺入時の痛みを感じにくいため、33Gと35Gの極細針を用意し、前歯と奥歯などで使い分けをしております。